ファスティング後の回復食について

ファスティングをおこなった後は、いきなり普通の食事に戻してしまうことで胃腸に大きな負担をかけてしまいますので、体へ負担をかけないように、回復食を摂取するようにします。

 

ファスティングを行った後は、体から老廃物が排出され代謝もよくなっているのですが、一定の期間固形物を摂取していないため、胃腸の働きも低下している状態になります。

 

この場合、回復食を摂取することで、胃腸の働きを回復させることができますので、消化吸収の良い食品を摂取するようにします。

 

基本は、ファスティングを3日間やった場合は、回復食も3日間取るようにします。

 

まず、ファスティングを行った後には、おかゆや大豆食品など消化吸収の良い食品を摂取すると、体調に影響を与えることなく胃腸の働きを活発にさせることができます。

 

おかゆは、胃腸に負担がなく病後食としても採用されていますので、ファスティングを行った後の食事にも最適と言えます。また、豆腐やみそ汁などの大豆製品についても、消化が良く、体に必要なビタミンやたんぱく質が豊富に含まれていますので、体の回復を手助けしてくれます。

 

大豆製品については、みそ汁や納豆など発酵して作られているものもあるのですが、発酵食品を摂取することで、腸内の善玉菌を増やしてくれますので、便秘に対しての不安がある方にも適しているでしょう。

 

回復食としては、これらの食品を摂ってみると良いのですが、摂取するときには一度に大量に食べすぎないように注意するようにしましょう。いくら消化や吸収が良い食品であったとしても、必要以上に食べ過ぎてしまうことにより、胃腸に負担をかけてしまいますので、食べる時には胃腸に無理がかからない量から調節して摂取して行く必要があります。

 

また、アルコールに関してですが、ファスティング後の体にアルコールを入れると肝臓に負担がかかってしまいます。最低でもファスティング後2週間程度、アルコールの摂取は控えるようにしましょう。

 

<3日間ファスティングを行った場合の回復食の例>

1日目 おかゆ、味噌汁(できれば、汁だけで味は薄め)
2日目 おかゆ、味噌汁、大豆食品(豆腐など)
3日目 おかゆ、味噌汁、魚介類や煮物など

 

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